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サドルバッグの盗難対策

サドルバッグってのは、簡単に盗まれる。カギがないし、固定されてないし。
ロングでツーリングへ行くと、日帰り湯などのお世話になる事が多い。その時ってのは、自分の荷物は意外と無防備になっているものだ。
日本一周の時は、安くてボロいサドルバッグにはどーでもいいものしか入れてなかったし、大切な荷物は、カギを掛けられるように加工したコンテナをバイクに固定し、その中に入れていたので、不安は無かった。

で、せっかく作ったサドルバッグ、たぶん、ずーーーーっと使うので、盗難対策を施した。

右側のバッグ

左側のバッグ
まず、簡単に開閉されないようにする。
ホームセンターで売っているステーで、耐荷重100kg以上のチェーンをフタ側にリベットで固定。箱側にU字のようなステーをリベットで固定。あとは、ロックしたいときにチェーンをU字に通し南京錠をかければOK! ちなみに南京錠は双子タイプ(2つの南京錠に1つのキー)

なぜこのような構造にしたか? それは、今回の自作サドルバッグは、可変容量型、つまり、サイドが蛇腹加工してあるので、バッグの厚さが荷物の量によって変化する。そうすると、フタの閉まる位置が変わってしまう。そのため、ロック部分も変化しなければならない。
で、チェーンの長さを利用して、ロック位置可変タイプにしたのだ。

詳しくみるけ??

「でも、バッグ本体を盗まれりゃ元も子もないじゃん!」
そう、自分のバッグはタンデムシートの下に挟んでいるだけのタイプなので、タンデムシートを固定しているナットを外せば簡単に持って行かれてしまう。

と言うことで、バッグ本体をバイクに固定することにした。固定と言っても、ハードケースのようにボルトでサイドレールに固定する訳にはいかない。で、とにかく簡単に外されないようにすりゃいいだけ。
で、耐荷重100kg以上のワイヤー、ここでは2.5mm径の600mm長をチョイス、その片方の端をステーとリベットでバッグ本体に固定。で、反対側をヘルメットホルダーでロックする。
これでワイヤーを切断するか、ホルダーを破壊しない限り、バッグを盗むことは出来なくなった。
まあ、本当に盗もうとするヤツにはあまり効果はないが、「出来心でつい・・・」、ってヤツを防ぐことはできる。

これでロングツーリングも盗難の心配が皆無になった。
自作バッグの盗難が心配な人、頑張って工夫しよう!